2017年10月28日

総選挙を振り返って(その3)

 選挙戦を展開しての感触は、
悪くはありませんでした。

 選挙後の地元紙が主催する
インタビュー取材で、赤嶺政賢候補
と雑談した際に、「私は君が強いと
思ったが」という言葉を懸けられ
ましたが、私も正直、同感でした。

 結果としては、選挙区当選者との
票差が、前回の4694票から今回は
6137票と、1443票拡大しています。

 前回の選挙は、知事選挙の翌月で、
自民党所属の市議も実質3人しかいなく、
県知事と那覇市長が一体となって、
相手候補の運動を展開し、「逆風」を
感じていましたが、今回は、「無風」でした。

 にもかかわらず、この票差は、「逆風」
の「風」が、政治「風土」と化した、つまり、
「土壌」と化しているのかとも思いました。

 政治風土は県民意識と深く絡み、支持を
取り戻す票田開拓の為には、化学肥料の
活用という特効薬は無く、粘り強く熱意と
政治姿勢、政策を伝え、納得して戴くしか
ないと思います。

 ナポレオンも、「力は力に過ぎず、熱狂も
熱狂に過ぎないが、人々の心に残るのは、
納得だけである」という箴言を残していますが、
政治家の説得と有権者の納得は、政治を営む
者の、全人格を懸けた行為である以上、
引き続き、少人数での対話集会は大切に
継続していきます。

 

Posted by 國場幸之助 at 18:14│Comments(0)
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