2009年01月31日

気になる数字

今朝の日経新聞に、「失業率が悪化する中、人手不足」というサブタイトルで、職種別の有効求人倍率一覧が載っています。医師、歯科医師、獣医師、薬剤師は6.87倍、接客・給仕は3.04倍、保健士、助産士、看護士は2.85倍、ホームヘルパーなど家庭生活支援サービスは2.47倍、介護福祉士など社会福祉専門職業は1.91倍と、医療、福祉、介護関係を中心に人材が不足している分野がある一方、一般事務0.16倍、電気機器組立0.26倍、一般機器組立0.33倍等々、製造業全般で過剰感があります。そして、不況時には、人材育成、専門性の高い職業訓練に専念する機会でもあると思います。後、海外から介護福祉士を受け入れなければならないくらい介護需要が高いにも関わらず、介護福祉士の国家試験が年一回というのは時代に合わない感じです。更に、今朝の新聞で気になった数字は、ペンタゴンの調査によると昨年自殺したアメリカの陸軍兵士の数が過去最多の128人という記事です。長期化したイラク戦争などでのストレスが、原因だと分析されているようです。結びに、明るい数字、出生率です。市
町村別の合計特殊出生率の上位三十に、沖縄県内が、12市町村も入っていたのは、希望を感じます。
  

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2009年01月31日

県単医療費助成制度の見直しは慎重に

県単医療費助成制度事業には、乳幼児、母子父子家庭、重度心身障害、の、三つがあります。平成15年と比較し、一般会計予算総額は、300億円減となっている一方で、福祉保健部予算は192億円の自然増となっており、制度の存続と適切な受益者負担等の理由から、すべての県単医療費助成事業について、通院に係る一部負担金(医療機関ごと月千円)を導入される制度改正が検討されています。乳幼児医療費助成を例に取ると、千円の月負担が導入されると、八億二千四百五十二万五千円から、七億三千万に財政の負担が減る計算になりますが、県の福祉事業百三十ある中でも、乳幼児医療費助成は最優先の事業ではないか。少なくても数年間の凍結を強く求めたいし、その様な結論が出ることを希望します。同時に、極めて深刻な状況下にある県立病院事業のあり方を含めた、福祉行政全般の受益と負担のバランス、そして官と民の役割分担等々、福祉のあり方そのものを再考、再構築することも急務です。少子高齢社会の急速な到来と昔からいわれ続けているにも関わらず、その対応の遅さには、私も含めて猛省せざるを得ません。
  

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2009年01月30日

朋あり遠方より来る

大学時代の後輩の、O君が沖縄出張を兼ねて会いに来てくれました。大学卒業後、財務省に入省し、米留等、貴重な経験を積んできた、期待の持てる後輩です。今まで、酒を酌み交わしていましたが、「政治家と官僚の違い」とか、「役人から観た大臣、政治家への月旦評」等々、久々に、学生の頃を思い出す、書生論を論じあえた、楽しい一時でもありました。
  

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2009年01月28日

障害者を納税者にする社会

私の理想とする社会の一つです。社会的な弱者だからといって、保護の対象とするよりは、神様から与えられた、全ての能力をフルに活用しながら働き、納税し、生き甲斐と幸せを、心底実感できる世の中を作ることが、政治家の使命であるような気がします。今週日曜の、視覚障害者マラソン大会に参画して、やはり、実感し、体感している、ひとつの真理な様な気がしています。
  

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2009年01月27日

今朝の街頭から見えたこと

最近夫婦でバイクに相乗りしていた、元会社の同僚が、今朝はワゴン車に乗っていました。「車に変えたのか?」と、ジェスチャーを送ったら、「ガソリン価格だよ」と、合図している様に見受けられ、わずか数十秒のことだとはいえ、世相が観えた瞬間でもありました。
  

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2009年01月27日

フードバンク

日本国内で毎日二万トン余りの食料が捨てられている一方、四十五万人もの人々が、毎日の食べ物に欠いている状況があるそうです。特に、本県の那覇市では、十年間で生活保護世帯が53%も増加し、「食料を無償で戴き、生活困窮者等に無償で提供するフードバンク活動」の重要性は計り知れないものがあります。今晩のラジオタックルのゲストは、フードバンク沖縄の、奥平代表でした。「まだ食べれる食物が破棄し続けるのを見て、もったいないという気持ちから、主婦の有志で始めたのですよ」と、ラジオで話していましたが、食料の環流で飢餓や貧困の撲滅を目指すこの運動は反対のしようがない、グラスルーツの運動であり、私も今後、普及に努め、関与していきたいと思いました。
  

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2009年01月25日

夜の街頭演説

毎日、街頭演説することが日課になっており、朝は必ず街頭に立つように努めています。今朝は6時前から家族で那覇市役所前での清掃活動に参加しました。偶然、幸之助後援会青年部のI君が一人で参加していたのに遭遇して感激もしました。その後、南城市で視覚障害者協会のマラソン大会に参画していたので、朝は街頭に立つことが出来ませんでした。昼から夕方、夜にかけては新年会や生年会が立て続けにあり時間の融通が出来ず、結局、夜の10時半頃、街灯の明かりを頼りに、手振りと地声での演説を行いました。短い時間ではありましたが、今日もちゃんとやった!という達成感があり、満足しています。  

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2009年01月24日

オバマウィーク

この一週間は世界中が、バラクオバマ新アメリカ大統領一色であったような気がしました。選挙の期間中は、「チェンジ(変革)」を訴えていましたが、大統領就任演説では、「レスポンスビリティ(責任)」を強調していたのを観ると、新大統領が、世界中からの、過剰な期待に高揚することなく、本人の抑制された、冷静な態度が垣間見られて、とても好感が持てました。私は、バラクオバマ大統領の任期の間は、アメリカが覇権国から、多極化の時代への変遷の中で、基軸国への衰退と移行する過渡期であると予測しています。その中で日本が、そして沖縄がどの様な世界戦略を描いていくのか。外交政策に関しても、百年に一回の転換期であることは間違いない気がします。
  

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2009年01月24日

今晩も「長い夜」

朝は通常、五時半に起床しますが、本日は新年会のピーク日で、20数カ所の会合に夕方からカウントすると参加しており、本日は、21時間起きる長い夜を過ごしていますが、「どんな内容でもいいから毎日、ブログ書いた方がいい!」という、先ほどまで一緒にいた、畏友からのアドバイスがありましたので、ブログを書いています。友のアドバイス、忠言、誠に、有り難い限りです。
  

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2009年01月20日

雇用創出

今朝は、あるコールセンターを視察する機会がありました。「はじめは人件費や家賃の安さでスタートした面もありましたが、沖縄の女性の優しさ、接客能力は計り知れない優位性があるので、ここにこだわっているのです」という、言葉に雇用創出のヒントを感じました。
  

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2009年01月19日

第76回党大会

総選挙を目前にして、鬼気迫る雰囲気の中での大会でした。「景気対策」、「底力」、「決戦」といった言葉が今も耳に残ります。私は議長という大役を戴き、総合司会は、島尻安伊子参議員 そして、全国の青年局長を代表し、麻生総裁に決意文入りの党旗を贈呈する役が島袋大県議と、沖縄関係者が結果的目立った大会でもある気がしました。日本の再生はウチナーンチュの双肩に掛かっている、という沸々とした使命感も感じました。自民党は、イデオロギー政党でも組織政党でもない以上、政治家ひとりひとりの地域との絆、有権者との絆が、絶えず問われる宿命を帯びています。特に、今回のような危機に際しては、絆の真価が、露骨に試されます。後、政治家という職業の特徴は、他人のせいにしてはいけない、環境や時代のせいにしてはいけない、社会の、世界の最終最後の砦が、己自身であるという気概がなければ、貫徹できないものだと私は常々思っています。今回のゲストスピーカーは、オリンピックメダリストの武田美保さんでした。「人間は自己保存本能で潜在能力の二割か三割で限界点を設定してしまう。己が設定した限界をどれだけ超えていけるかによっ
て全てが決まる!」という熱い訴えには、素直に感動しました。政局より、そして政策より、魂を熱くするような、言葉そのものを聞いた気がして、勇気とガッツを吸収出来た、極めて有意義な大会でした。
  

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2009年01月16日

本物の時代

本物の時代だと言われています。しかし結局、「生き残ったものが本物だ」というのが、本質の様な気がします。今晩無数の会合の中で聞いた、一番いい言葉でした。
  

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2009年01月14日

戦後はまだ終わらない

今朝の糸満市での不発弾爆破事故は、非常にショックを受けました。ここ五年間のペースで処理しても、あと、約七十年間も不発弾の除去に年数がかかる。まだ、沖縄では、戦後は終わっていないという、現実を改めて、目の当たりにしています。現在は不発弾処理や磁気探査に、地元自治体の負担がありますが、本来は全額、国の負担でやるべきで、二度とこのような事故を起こさない為の国家の責任も追求したい。道州制導入の過渡期だからこそ、すべての戦後処理は中央政府が担うべきだという原理原則を確認したいです。
  

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2009年01月12日

ラジオパーソナリティー

今晩のラジオタックルは、幸ちゃんこと、国場幸之助ひとりで進行中です。毎週月曜日の夜九時から十時迄、FM21でライブでやっています。はや、番組三年目です。聞いて下さい。本年も、宜しくお願いします!
  

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2009年01月12日

頑張れ!新成人!

母校の那覇市立上山中学校区の成人式に出席しました。昨年以来、一年ぶりに、母校の校歌を歌いながら、同窓との語らいをしましたが、やはり、とても楽しい時間でありました。「友と泡盛は古ければ古いほど、まろやかでいい味が出る」は、私の人間関係観のひとつです。私の頃は10クラスでしたが、今日の新成人は、5クラスしかなく、少子化のスピードには、愕然たる感がありました。少子化の最大の解決策は希望 です。今は苦しくても将来は必ず良くなるから、現状の不満も乗り越えることは出来る!という指針を示さなければ政治の存在意義が問われると、新成人の表情を観ながら、感じました。
  

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2009年01月11日

不満と不安

1月10日の本日は、私の誕生日であると同時に、新年会のピーク日でもあります。今も移動中のタクシーの中でブログを書いています。自民党県連新年会での私の挨拶は、「今、有権者は、自民党に対する不満と、民主党に対する不安の狭間で、揺れ動いている。ただ、不満はエネルギーになるが、不安はエネルギーにならない。最後はエネルギーのあるものが必ず勝つ!勝利を心の底から熱望しましょう。イメージできることは必ず実現しますので」と、絶叫させて戴きました。  

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2009年01月10日

本日は誕生日です

1月10日は、私の誕生日です。最近思うことは、誕生日とは、親に感謝する日ではないのかと。今私の両親は、姉夫婦の生活する台湾にいるので、「ありがとう」メールを先ほど贈りました。最近、年を重ねるごとに、何かひとつ、新しいことをスタートしています。このブログも、最近休みがちなジョギングの習慣と共に、一年前の誕生日から始めました。混沌として、未来が見えない時代です。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」(ビスマルク)。そこで36歳のテーマは「賢者になる!」ということで、邁進したい。改めて、両親、ウヤファーフジに感謝しつつ、帰路につきます。一日一生の精神。今日も素晴らしい一日でした。感謝です。有り難うございました。
  

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2009年01月08日

遙かな家路

久米島町の支持者への年頭挨拶、那覇市で後援会の幹部会議、宮古島での市長選挙事務所開き激励挨拶、那覇での複数の新年会、そして浦添市議選の支援会合、那覇市の同級生との初飲み会と、まだまだ続きます。今晩も長い一日です。24時間戦い、遙かな帰宅に向かいたい。  

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2009年01月07日

久米島町新年会

今、久米島です。新年会に出席するために、昨日から入りました。平良町長の年頭の挨拶、昨年は、「循環型のしまづくりを目指す」と訴えておりましたが、今年は、「島の良さは中にいたら分からない。久米島の優位性を最大限活用して活性化を目指すのは、我々自身だ」という内容を、久米島紬の袴姿で力強く話していました。昨年も今年も共通する点は、「島の発展は、まずは、自らの力で実現するという気概がないといかん」という自助の精神です。「然り」と感じました。昨年後半は景気低迷する中、観光客は五パーセント伸びたということで、益々観光に力を入れるとのことです。観光は地域再生、内需拡大、経済格差の是正、貧困の撲滅と平和の構築等々、計り知れない効果があります。島の内発的発展も観光産業とのリンクにかかっているという時代認識は、完全に深まりつつあります。国がいくら観光立国の旗を振っても、最終的には、地域力に掛かる訳ですから。
  

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2009年01月06日

魚連、青果市場初祈祷・初興し

毎年本格的な仕事始めは、魚連と青果市場の初セリでスタートします。三時に起床し、ここ数年間、二十時間位活動する、一年で始めての日でもありますが、様々な方々と「いい年にしましょう!」と誓い合える、希望に溢れる日でもあります。昨日は、いろんな会合で年頭の挨拶をしました。経済不況で沈みがちな空気があるからこそ、「うち向きにならずに、あらゆる絆を大切にし、楽観主義者であることが大切だ」と訴えました。松下幸之助さんの言葉にもありますが、まずは、「心の底から強く思うこと」から、全てが始まる気がします。そして、「悲観主義者は気分に属し、楽観主義者は意志に属する」そうです。百年に一回の危機は、経済だけではなく、精神や、心の在り方、持ち方もあると思うのです。
  

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