2018年12月25日

奄美復帰65周年

 鹿児島県の奄美群島が祖国復帰して、
本日で65周年です。

 今回の奄美群島振興開発特別措置法は、
私も国土交通委員会で質疑をし、その過程で、
様々なことを学びました。

 そして、沖縄の発展に多くの奄美出身の
方々が多大な貢献をしてきたという恩返しも
含め、奄美振興に関する調査会には極力
参加するように努めていますので、感慨深くも
あります。

 今上陛下も、昭和43年に奄美大島、
昭和47年に徳之島、平成15年の復帰50周年
式典に名瀬市、そして昨年は、口永良部噴火の
被災者への激励を兼ね、屋久島、沖永良部島、
与論島への行幸と、奄美群島にも深く御心を
お寄せになっております。

 また、沖縄も奄美も小笠原も、戦後米軍統治下に
あったという歴史的事実がありますが、昭和天皇も
皇太子時代の大正10年に沖縄訪問され、天皇即位
の2年後には、奄美大島と小笠原を行幸されています。

 開国を迫ったマシュー・C・ペリーも、1853年5月
26日に沖縄、6月14日に小笠原を訪問し、7月8日に
浦賀に来ています。

 今でも418の有人離島を持つ島嶼国である我が国に
おいて、ペリーの動向と、即位前後の天皇の巡幸と、
戦後の米軍統治に、沖縄、奄美、小笠原が含まれて
いることは単なる偶然でもなく、海洋国家という我が国の
国是と深く関連する意義を含んでいると考えます。




Posted by 國場幸之助 at 06:11│Comments(0)
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