2020年04月04日

沖縄県医療関係者との新型コロナ対策意見交換会

 医療関係者と自民党一区支部で、意見交換を
持ちました。

 沖縄県は、27年間の米軍統治の時代があり、
感染症対応では先駆的な取り組みがなされて
きたという記録も残っているので、そのDNA、
風土、気概を継承している沖縄県の医療会幹部
からの見解は、非常に参考になりました。

 まず、冒頭で言われたことは、「医療界は専門的
見地からアドバイスや分析をするが、判断、決断、
断行するのは、政治の役割だ。いつ、終息宣言を
するのか?どのように考えているのか?」と。

 私も、東京オリパラが中止でなく、来年に延期に
なっている以上、自ずと終息をさせる期限と覚悟が
必要であると常々、発言していますので、我が意を
得たりとも感じました。

 次に、「アビガンを早急に使える環境を整えてほしい」
ということでした。

 タミフルを使用する際も、沖縄の医療界から、文字通り、
喧嘩をしながら、使用に踏み切らせたと主張されて
いました。

 その決断をするのも本来は政治だ、と。

 確かに、中国は、200人の臨床試験でその効果を
確認し、日本政府も約30か国に無償供与することを
発表し、正式承認を目指した治験、臨床試験をすると
表明しています。

 「早急に患者に投与できるようにするべきだ!」
と、強く迫られました。

 そして本日、6人の確定患者が出たということは、
感染拡大が間違いなく広がり、深刻な段階に入って
いる、と。

 あとは、マスク、手袋、ガウン、消毒液が足りない。

 泡盛業界には、アルコール消毒液を製造できないか
と相談しているとも。

 あと、深刻だと感じたのは、「PCR検査中の方が、
薬局に入ってくるのを止めるという、合意は出来て
いたのに、守られていない。陽性になった患者が
5件もある。徹底してほしい」と。

 インフルエンザの患者は、薬を車まで届ける慣行が
あるようですので、新型の疑いがあれば、その様に
対応することを徹底することが大切だと感じました。

 医療関係者の方々が、最前線で使命感を燃やし、
懸命に取り組んでいる姿にも敬意を感じます。

 一つ一つ実現すべく取り組みます。

 

 

 

 

Posted by 國場幸之助 at 20:42│Comments(0)
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