ミサイル防衛論議再開
イージスアシュアが計画停止され、
ミサイル防衛論議が活発になって
います。
現在の我が国のミサイル防衛は、
7隻のイージス艦からの
弾道弾迎撃ミサイルSM3がありますが、
イージス艦には警戒監視活動という任務
もあり、一隻には迎撃ミサイル8発
しかなく、7隻あるとはいえ、
常時、2、3隻はメンテナンスで活用
できません。
来年3月には8隻体制になりますが、
海上のイージス艦と、地上からの
地対空誘導弾パトリオット、PAC3のみで、
ミサイル防衛が十分なのか、冷静な議論が
必要です。
敵基地能力の論点も高まっています。
憲法9条でも可能と政府見解はありますが、
防御としての敵基地攻撃には、
敵基地を正確に把握し、ミサイル発射状況等
を、精密に情報収集し、分析する能力が
大前提です。
イージスアシュアは、ルーマニアに設置され、
ポーランドに配備計画中ですが、
ブースターの落下論議はどの様に
なっているのか、配備計画停止の発表が
なぜ、6月15日なのか等々不明な点は多々
あります。
今後探究していきます。