ワクチン接種の課題

國場幸之助

2021年05月01日 22:17

 ワクチン接種について、様々な要請、
陳情、相談を受けていますが、
「ワクチンが、いつ、どれだけ届くのか」という
問い合わせは非常に多くあります。

 昨日、厚生労働省が、全国の市区町村に、
6月末までに、2週間単位で最低限届けられる
ワクチン量を通知したのは大きな前進ですが、
接種を担う医師や看護師が大幅に確保できて
いない現状は緊急課題です。

 休日や夜間も接種体制を作るべく、
現行のワクチン接種1回の対価2070円を
時間外は2800円、休日は4200円、
集団接種に医師を派遣した医療機関には
医師一人1時間当たり7550円、看護師は2760円
支給することにしています。

 特に、求職登録している潜在看護師は5万人いる
といわれますが、ワクチン接種業務に求人応募して
担っている看護士が先月末時点で、約300人と、
現状は極めて深刻です。

 沖縄は離島県ですので、私の選挙区でいうと、
南北大東島へ、ワクチンを運び、接種を担う医療チームを、
座席数が限られた飛行機を確保し、台風等天候のリスクを
予測しながらスケジュールを組むのは、苦労したと報告を
受けています。

 ワクチンに関する自由民主のビラを持って、地域を歩いて
いますが、「もっと早く接種できるために、もっと仕事しろ!」
と怒鳴られた現状もありますが、的確な情報伝達と声を拾う
貴重な機会です。