2012年11月30日

理と情

 今朝も街頭、朝礼、企業訪問と、
あわただしく、めまぐるしく、一日が
スタートしています。

 様々な場面での挨拶をする際、
「政策だけでなく、落選の辛さや、浪人
時代の苦労話を聞かせてくれ」という
要望を聞くことが急激に多くなりました。

 理と情。

 理とは政策。

 情は情ですが、ある方によりと、
 「情の中でも、友情、愛情といろいろあるが、
 選挙においては同情が一番強く、投票行動に
 反映される」という話を聞いたことがあります。

 日に日に活氣付く事務所を観ながら、やっぱり
 そうかなと感じています。

 これから企業訪問の再開と政見放送の録画に
 向かいます。  

Posted by 國場幸之助 at 10:46Comments(0)

2012年11月28日

事務所開き御礼

 昨晩の事務所開きは、熱のこもった
内容でした。

 衆議院選挙に敗れて3年3ヶ月、県会
議員のバッチを外して4年4ヶ月、長い
浪人期間を、多くの皆様が献身的に支え
て戴き、走馬灯のようにいろんなことが
よみがえり、感謝のひと時でした。

 最も感激したのは、余りにも多くの方が
駆けつけていただいた為、事務所に入れな
かった支持者が、帰らずに、一時間も事務
所の外で待っていただいていたことです。

 事務所の外は音響も整っていなかった
ので、事務所内の挨拶が聞こえない中、
肌寒い中、じっと待って戴いた多くの支持者
の顔を観て、これだけの多くの皆様に支えら
れて今があるのだなと再確認し、本当に
感動しました。

 私は地声で、改めて、決意表明しましたが、
熱のこもった大きな拍手には、うねりを感じま
した。

 天の時、地の利、人の和。

 そして、人の和は、すべてに優るものでも
あります。

 非常にありがたい事に、選対本部長に、
オナガ那覇市長が就任内定し、知事も、稲嶺
前知事も、激励と協力支援の表明を戴き、
あとは、感謝と突っ走るのみであると考えて
います。

 依然として厳しい選挙戦であることは間違え
ありませんが、有権者と支援者と己自身を
信じてまい進します。

 改めて、ありがとうございます。
 

 

   

Posted by 國場幸之助 at 11:36Comments(0)

2012年11月25日

付ち肝どぅ 愛さ肝

 付ち肝どぅ 愛さ肝

 「ちちじむどぅ かさなじむ」と読みます。

 沖縄の黄金言葉の一つ。

 「人間というのは、接触すればするほど、
愛しくなる。だから、特に苦手な相手ほど、
意識的に接触するようにした方がよい」と
いう意味だそうです。

 昨日、ご急逝された、私の後援会長が、
私を諭す際に、よくこの言葉を使っていま
した。

 解散総選挙が急に決まり、入院していた
会長に代わる、新たな後援会長が決まった
昨日、病院に報告も兼ねて、お見舞いに
行こうとしたまさにその日に、他界されました。

 不器用な私を、様々な配慮をしながら支えて
戴き、ご指導戴き、当選という会長への最大の
ご報告も出来ることなく、こんな事態になってし
まい、無念です。

 49日の1月10日は、私の40歳の誕生日
でもあります。

 ずっと会長が、厳しく、温かく、見ている氣が
します。

 必ず、当選しなければならないという、使命感
と決意を新たにしています。
  

Posted by 國場幸之助 at 23:28Comments(0)

2012年11月22日

復帰っ子祭り

 政治活動をする上で、いろんなものを
意識しながら、少し大げさにいうと、背負い
ながら、日々の活動を続けています。

 その中でも、私が昭和47年生、つまり、
復帰っ子世代ということは、私にとり、最大の
アイデンティティのひとつです。

 沖縄の歩みと自らの人生が合致し、沖縄
の為に何かやらないといかんという、使命感、
連帯感を持つ仲間が多くいることを強く感じ
ます。

 今日は、世の中的には、「いい夫婦の日(11月
22日)」だそうですが、私の妻も、復帰っ子です。

 あす、那覇市松山のナムラホールで、午後6時
から、第一回全島復帰っ子祭り40が開催され
ます。

 基本的には、復帰っ子のための祭りですが、
私は、自称復帰世代という認識や、心の若さが
あれば、誰が参加してもいいと思うので、あえて
ブログに書きました。

 この時期に祭りが開催され、天の時があったな、
と感謝しています。  

Posted by 國場幸之助 at 23:28Comments(0)

2012年11月21日

一瞬、一瞬

 急な解散で、一日が24時間1分ほしいです。

 人の心は、一分で、もっと極端に言うと、
一瞬でも変わりえると思います。
 
 だから、この時期になると、一瞬、一瞬の
判断、行動、言説が、支持者や有権者の
投票行動に影響を及ぼしそうで、緊張感と
焦りと高揚感の日々を過ごしています。

 といっても、選挙は一人で出来るものでは
ありません。

 多くの仲間や支持者や議員や党員など、
本当に多くの方々のご支援を戴かなくては
なりません。

 だから感謝と沖縄の心を大切にし、徹底的
にそのスタンスにこだわって行きたい。

 とても厳しい選挙ですが、全てをかけ、県民
の心と良識を信じて、戦い抜きます!

  

Posted by 國場幸之助 at 11:59Comments(0)

2012年11月18日

解散後初の日曜

 「近いうち」が、「トラストミー」や
「マニフェスト」同様、「ウソ」の代名詞に
なるかどうかの瀬戸際での解散は、政局
と選挙区を急速に動かしています。

 いつもと変わらず、早朝の挨拶回りや
手振りや、街頭演説をしていても、まちや
人々の反応が手に取るように感じ取られ
ます。

 今までややってきたこと、関わってきた
方々、そして、落選後の3年3ヶ月、県会
議員のバッチを外しての4年5ヶ月、私と
後援会を支えていただいた本当に多くの
皆様に、感謝の気持ちで一杯です。

 昨日は、自民党県連で総選挙の選対
本部を立ち上げました。

 今回の争点は明確です。

 まず、政権交代後の民主国民新党の
連立政権に対する国民の審判。

 次に、沖縄振興では大きな違いはあり
ませんが、普天間、オスプレイに対する
スタンスへの評価。

 そして、「政治に対する信頼」という、本質、
根源が問われる選択。

 私は、この3つこそが、次期総選挙最大の
争点であると考えています。

 投票まで、28日間。

 あと、28日。
 もう、28日。
 まだ、28日。

 一瞬、一瞬がこんなに貴重に感じる
時間が今までないくらい、時の経過が
切なく思います。

 感謝を胸に、全力で駆け抜けます。

 ありがとうございます。  

Posted by 國場幸之助 at 21:47Comments(0)

2012年11月15日

ぬちかじり改革

 改めて、那覇市長選挙はありがとう
ございます。

 市長は、「ひやみかち改革」で、再選を
果たしました。

 私は、「ぬちかじり改革」で、戦い抜いて
いきたいと覚悟を固めています。

 

 「政界は一寸先は闇」といわれます。

 昨日の党首討論で、野田首相が解散の
日時を明言したのは、正直言って、驚きま
した。

 そして、潔さと覚悟を感じさせた討論には、
心地よさと好感が持てました。

 本日、11月15日は、坂本龍馬の命日で
あり、暗殺された日です。

 日本の近代化に大きな役割を果たした
坂本龍馬の心意氣と大欲(無私の心)、
そして、今に続く、龍馬の存在感に思いを馳せ、
一月間という限られた期間で、私の思いと志と
決意と本氣度と政策を、有権者に伝えていき
たい。

 また、本日11月15日は、自民党結党の日
でもあります。

 自民党は、元来、自主独立の氣概を持ち、
占領体制からの脱却と、自主憲法の制定を
立党の精神と目標に掲げた政党です。

 過重なる米軍基地の負担が、特定の地域に
集中する今の形態も、終わらない占領体制が
具現化された在り様です。

 だから、オスプレイの強行配備阻止と普天間
の県外移転は、知事や那覇市長同様、譲れ
ない主張となるのであり、この立場は、占領
体制からの脱却という内容そのものであると
考えています。

 あと、新たな憲法には、わが国は海洋国家です
から、「万国津梁」という言葉を刻みたい。

 私の思いです。
 

 ブレナイ政治。

 そして、命を守り、人を幸せにする。

 全ての人にとって、 「一寸先が光」であるように、
そんな社会の建設に向けて、「ぬちかじり改革」を
ばく進します。

 ありがとうございます。  

Posted by 國場幸之助 at 18:20Comments(0)

2012年11月14日

市長選挙を振り返って

 那覇市長選挙は、本当にありがとう
ございました。

 オナガ市政の3期12年の実績、人物、
公約が高く評価され、市民からの期待も
強く感じさせる結果でした。

 しかし、投票率が39・43%と低迷した
のは、信任と選挙戦には勝ったものの、
政治における信頼性という観点からは、
課題が残り、今年6月の県議選も48%
でしたが、次期衆議院総選挙も従来とは
異なる取組みが必要なのかなと感じました。

 今回は、相手候補との競い合い以上に、
投票率の向上に力を入れていたという点
でも異質の選挙で、盛り上がりにも欠け、
また、短期決戦ということもあり、後援会
加入カードもありませんでした。

 わたしは、「今回は従来の選挙のように、
後援会加入カードはありませんが、皆さん
の電話帳と携帯電話のメモリーに登録され
た方々、つまり常日頃からお付き合いして
いただいている人間関係を、那覇市の未来
の為に力を貸してください」という訴えと、
期日前投票の呼びかけで、棄権者を減らす
訴えに選挙戦の後半は特化していました。

 後援会、選対本部としては、市長の実績を
詳しく書いたパンフレットを約14万部を配布す
るため、私の後援会スタッフもフル稼働で動き
ました。

 また、街頭でオナガの旗を持った私の支援者
が、「非常に反応が良くて、心地よい」と喜んで
いたのが印象的でもありました。

 来年は新庁舎の完成と、約2900の事務が
県から市に移管される中核市となりますが、
「心と心を結ぶ風格ある県都」づくりを、国政から
バックアップできるように、次期総選挙、全力で
駆け抜けて行きたいと決意しています。  

Posted by 國場幸之助 at 11:21Comments(0)

2012年11月11日

投票へ!

 雨です。

 本日は、郷土会の運動会等、行事が
多い日なので、すでに私は期日前投票
を済ませていますが、那覇市長選挙の
投票率が懸念されます。

 投票権は、権利であり、義務であり、
未来への責務です。

 那覇市民の皆さん、那覇市内54箇所
ある投票所へ必ず足を運んで下さい。

 昨日のオナガ候補の最後の訴えは、
市民の良識を信じるという、心地よいもの
でした。

 私は、政治に携わる人間にとって、価値観
の一番大きな違いは、「有権者の聡明さを信じ
る」か、または、「有権者は政策や政治を
分かっていないし、すぐ忘れるという観点から
信用していない」かに尽きると考えています。

 この違いは保革の対立どころではない。

 オナガ候補の昨日の訴えでも、「市長の
任期12年間で、もっとも感激していることは、
ゴミの減量30%を市民自ら実現し、ゴミ
償却費用の2億円を浮かすことが出来、これ
を一般財源として、福祉や教育や環境にまわ
す事ができた」というフレーズがありました。

 極めて謙虚で、心地よく、力図良い言葉。

 自らの達成した実績ではなく、市民の力で
成し遂げた行為こそ、喜びという感謝、感動、
感激の領域、対象が見事です。

 民主主義、私は、民本主義という言葉が
しっくり来ますが、有権者の良識を信じる力、
そして、有権者から信用され続ける能力こそ、
民本主義社会の政治家の究極の力ではない
でしょうか。

 12年の実績。

 そして、人物本位。

 未来への公約。

 雨の日もまた、「良し」です。

 那覇市長選挙の日ですが、
選挙の前の、政局、大局という観点
からは、衆議院の解散総選挙がいよいよ
現実味を帯びてきたことと、中国が5年に
一回の中国共産党大会で、国家主席より、
「海洋強国」宣言、つまり、中国が「大陸
国家」から、「海洋国家」に転換したことは、
極めて注視すべき点です。


  

 


   

Posted by 國場幸之助 at 08:09Comments(0)

2012年11月08日

大統領選挙と「天の時」、「地の利」、「人の和」

 オバマ大統領が再選されました。

 第2次世界大戦以降、失業率が7%
を超える中で、再選を果たした大統領は、
レーガン(7.4%)だけで、7.9%の高い
失業率での再選も話題になっています。

 「天の時」、「地の利」、「人の和」。

 選挙を見る際に私は、この3つの観点を
重んじますが、今回の「天の時」のケースは、
ハリケーン「サンディ」の襲来に対する、
大統領の采配振りが見事で、支持率が
急速に回復したことに尽きると思います。

 甚大な被害を受けたニュージャージー州の
知事は、日頃からオバマ大統領を激しく非難
していた共和党のクリスティン氏ですが、
大統領の支援を絶賛し、選挙戦の流れを変え
たともいわれています。

 「地の利」は、米国政調査局に見ることが
出来ます。

 2011年7月までの一年間で生まれた新生児
は、非白人の比率が初めて過半数となりました。

 つまり、米国は白人の国ではなく、白人を母体
とする共和党の支持基盤の脆弱化をあらわして
います。

 逆に、マイノリティーの代表ともいえるオバマ
大統領の票田が拡大しているともいえます。

 そして、「人の和」。

 互いの陣営は、それこそ命掛けで、奮闘して
してきたと思いますが、選挙戦でよく言われる
ジバン(組織)、カバン(資金)、カンバン(知名度)、
同様、重要といわれる、「ヒョウバン」に関して、
ロムニー候補が、失言も相まって、「庶民の氣持ち
が分からない金持ち」というネガティブなヒョウバン
が定着した故に、人心が掌握できなかった故だと、
見ています。

 多様な社会であり、上位1%の人口の裕福層が、
全所得の約20%を稼ぐという、すさまじい所得格差
のあるアメリカです。

 「ひとつのアメリカ」を強調した姿勢をアメリカ国民
が選択した結果でしょうが、得票率は、50%と48%
と拮抗しており、選挙のスローガンではなく、その
理念に基づいた社会の実現こそ求められると思います。

   

Posted by 國場幸之助 at 12:06Comments(0)

2012年11月06日

期日前投票

 オバマ大統領は、黒人初のアメリカ大統領
ですが、10月25日、もう一つの初を、実施しま
した。

 期日前投票です。

 現職のアメリカ大統領として、初めて期日前
投票をした。


 アメリカも、浮動票が毎回少なくなり、陣営の
期日前を促す意味で、初めて、現職大統領自ら
行ったというニュースを聞きました。

 アメリカの期日前投票は、8時間待つケースも
あるようで、それでも、粛々と民主主義の権利で
あり義務を行使するアメリカ国民は見事だと思い
ます。

 まだ、新しい国ではありますが、ジョージワシン
トン初代大統領の時代から、4年に一回、必ず、
全米を巻き込んで、一年以上の時間を掛けな
がら、大統領を選ぶ政治風土には迫力を感じます。

 アメリカ国民の選択を注視していますが、今回、
大統領候補同士の3回にわたるテレビ討論会で、
「JAPAN」が一言も出てこなかった事実も、我々
は踏まえなければならないと思います。

 アメリカ大統領選挙の投開票日が目前です。
  

Posted by 國場幸之助 at 10:04Comments(0)

2012年11月05日

魂魄の塔

 おはようございます。

 那覇市長選挙が昨日から告示されました。

 今回の市長選挙は投票率が非常に懸念
されていますが、参政権、投票行為は、
国民の権利であり、義務です。

 何卒、宜しくお願いします。

 翁長雄志市長候補の出陣式では、自民党
一区支部長としてマイクを持ちましたが、
「油断大敵、相手候補だけでなく、本当の敵は
自分自身の氣の緩み」という趣旨の挨拶を
させて戴きました。

 11月は地域行事も多いので、期日前投票
制度の活用も呼びかけをしていきたい。

 オナガ市長候補の第一声で、印象に残った
ことは、出陣式の前に、「糸満市摩文仁の
魂魄の塔の前で手を合わせ、恒久平和への
決意をした」と表明したことです。

 一期目からの恒例であるとのことでしたが、
素直に感動します。

 魂魄の塔の意味は、「浮遊霊を慰める」という
ことにあるように、沖縄戦で亡くなった身元不明
の住民、日本軍、アメリカ軍、韓国朝鮮人ら、役
35000体の遺骨を積み上げて、葬られた、県内
最初にして、最大の慰霊碑、慰霊塔です。

 この塔の歴史的な経緯は、那覇の真和志村民
が、糸満市米須原に集められ、米軍から開墾を
命じられたものの、土の中からは死体と遺骨しか
出てこなく、農作業どころではなかったので、米軍
も遺骨収集を認めざるを得なくなり、そこから慰霊
塔建立につながったという話を聞いたことがあり
ます。

 今に至る、遺骨収集の不作為は、当時の米軍が
反米活動の精神的拠点になることを恐れていた
経緯もあると私は観ています。

 歴代真和志村長、市長は、後に、「ひめゆり
の塔」や「健児の塔」の建立(金城和信村長)、そし
て、「和魂(にぎたま)となりてしづもるおくつきの 
み床の上を渡る潮風」という碑文を記した翁長助静
市長(現市長の父)をはじめ、戦後の平和行政の
先達が多く誕生してきた地域でもあり、翁長雄志
市長の昨日の出陣式で、そのDNAを強烈に継承
していることを垣間見た思いでした。

 人間は、社会的存在であると同時に歴史的存在
でもあります。 

 過去の継承、学び、氣付き無くして、未来への
前進はあり得ません。

 ちなみに、数日前に、文化の日がありましたが、
この日は、戦前は、天長節、明治節という、明治
天皇の誕生日でした。

 また文化の日を制定するプロセスで、この日を
当初、憲法記念日にするという国会の案が、
当時のGHQにより、葬られたという経緯もあり
ました。


 翁長市長の目指すことの一つに、「県民の心を
ひとつにし、沖縄から日本を変える」とありますが、
その原点、本質は、「平和を希求する信念」であり、
この部分はもっと注目に値する部分であると私は
考えています。


 
 

 


 
  

Posted by 國場幸之助 at 09:46Comments(0)

2012年11月03日

頑張ろう!

 那覇市長の選挙告示前日です。

 ミニ集会や街頭演説、そして、地域を
歩くと、「頑張ろう」といわれたり、「頑張れ」と、
声をかけられることが多々ありますが、この
二つの言葉は、大きく異なると思います。

 つまり、「頑張ろう」という言葉は、ともに関係
や絆を構築しつつ、同じ目標に向かって連帯し、
行動するという意味が込められていると印象が
ありますが、「頑張れ」という言葉には、ある意味、
突け離された印象を受けることがあります。

 だから、「頑張れ」より、「頑張ろう」といわれる
方が、非常に良い印象を受けます。

 先日新聞のコラムを読んでいたら、故藤本
義一さんの言葉に、「被災者に「ガンバレ」と
投げかけるのは傲慢だ。ガンバレと言う命令形は、
自分自身にいう言葉であり、激励の言葉を投げ
かけるだけの「ガンバレ派」と実際に手を差し伸べる
「ガンバレ組」とは、分けて考えなくてはならない」と
いう趣旨の文章がありましたが、深く共感しました。

 「沖縄は大変ですね。沖縄ガンバレ」と呼びかける、
本土の声も同様です。

 沖縄の問題は、基地も領土も、本来は、日本の
問題であるはずだからです。

 明日から始まる那覇市長選挙は、もちろん第一義
には、那覇の市制を考え、論じ、選択する大切な機会
ですが、 「沖縄」と「日本」の距離感を縮め、未来の
為にともに「頑張ろう!」と呼びかけあえる契機にも
していきたいと考えています。  

Posted by 國場幸之助 at 14:03Comments(0)