2009年03月19日

アガリヌ窯視察

壺屋焼きのシンボルであり、国指定の重要文化財の「東ヌ窯」が、雨の影響で倒壊しました。一日でも早い復旧を目指し、那覇市や県に要請しています。現場を観ると、窯だけではなく、所有者宅も老朽化が著しく、補修が同時進行で必要な印象を受けました。国と県と市と所有者が、連携を深めながら、早急な対応がなされているのは、この文化財への正当な認識でしょう。そして、究極的には、歴史的文化財に込められた「万人の思い」、「念」が、人と人、人間と地域、そして、死者と生きている人と次世代を結びつける象徴の様な気がします。

Posted by 國場幸之助 at 22:02│Comments(0)
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