コクバ幸之助の初志貫徹ブログ

　イギリスのマンチェスターの
コンサート会場で、１９人の尊い命を
理不尽に奪う、テロを疑わせる爆発が
ありました。

　本日、本会議の開会が２時間も遅れ、
テロ等準備罪新設法案が、衆議院を
可決しましたが、世界がテロに脅かさ
れている現状を冷静に踏まえると、法案
成立は急務です。

　罪の無い一般国民が、テロリストとして
疑われ、取り調べを受けるリスクを懸念する
声がありますが、その可能性は限りなく
ありません。

　それは、今回の法案は、犯罪を目的とした
組織集団のみを対象とし、その構成員が
共謀を図り、かつ、具体的な準備行為に着手
する、という３つの要件をクリアーしたのみ、
取り調べの対象となりますが、普通の暮らしを
している一般の国民が、その疑いにかけられる
可能性はないでしょう。

　むしろ、一部野党が、「この法案審議の内容に、
テロ等の無い安全な社会、平和な世界を実現する
にはどうすれば良いのか」という質疑を深めるより、
国民の不安を煽るような発言を繰り返していたこと
に、法務委員として、不安と不満を覚えました。

　今後は、参議院に質疑の舞台を移しますが、
一日でも早い成立を求めますし、国民への粘り強い、
真摯な説明責任にも尽力していきます。