2025年02月17日

予算委員会差し替え

 今日は予算委員会の差し替えで、
石破総理の答弁を間近で拝見して
いましたが、時折原稿には目を通す
ものの、ほとんど自らの言葉で
答弁する姿勢と力量には改めて
感銘を受けました。

 「経済政策の失敗は内閣が倒れるが、
外交の失敗は国が亡ぶ」という有名な
言葉があります。

 本日の予算委員会の集中審議の
テーマが外交安保でしたので、改めて
この言葉が浮かんでいました。

 先週の中谷防衛大臣の会見で、
2024年の中国艦艇が南西諸島海域を
航行した件数が68件、2021年が21件
でしたので、急激に増加してますし、
昨年末には、ロシアの潜水艦と救難曳船が、
与那国と西表間の接続水域を航行している
のが、初めて確認されました。

 実に由々しき兆しです。

 ロシアウクライナ戦争に、北朝鮮の兵士が
ロシア軍として参戦しているという動向もあり、
ヨーロッパとアジアの不安定要因が混在して
います。

 認知戦の領域でも、中国のアカデミズムが、
サンフランシスコ講和に異議を唱える主張が
活発になってきたり、明治12年の沖縄併合の
際、グラント米大統領の仲介で、沖縄本島は
日本、石垣宮古は清に分割することを、
いったん合意した歴史的事実に対する論文の
発表が増えてきているようです。

 能動的サイバーの領域に関する法案も
今国会最大の目玉です。

 あらゆる知恵を絞り、日本の平和と主権を
守り抜くため、取り組んでいきます。



Posted by 國場幸之助 at 21:30│Comments(0)
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