2025年02月18日

安定的な皇位継承に関する第4回与野党協議

自由民主党は、安定的な皇位継承の在り方に
関する所見を、令和6年4月26日に、
衆参両議長に提出しています。

その趣旨は、

〇秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下という
皇位継承の流れをゆるが せにしてはならない。

〇悠仁親王殿下の次世代以降の皇位継承に
ついては、今後の経緯を踏まえつつ、
静謐な環境の中で議論を深める。

〇皇室数の確保は喫緊の課題であり、
皇位継承の問題とは切り離して速やかに
皇室数の確保の為の方策を講じるべき。

〇皇族数の確保の為、内親王・女王に、
婚姻後も皇族の身分を保持していただく。
ただし皇族以外の配偶者とその子は、
皇族の身分を有することなく、一般国民と
しての権利義務を保持し続ける。

〇現行憲法現行皇室典範で、皇位継承資格を
有していた旧11宮家の皇族男子の子孫で
ある皇統に属する男系男子を皇族の養子とする。

〇皇統に属する男系男子を法律により皇族とする。
皇族数の確保という目的を果たせなかった
際としての位置づけとして。

です。

 昨日2月17日に、衆参両院議長と各党代表者に
よる4回目の安定的な皇位継承に向けた協議を
衆院議長公邸で開催しました。

 女性皇族が御結婚し、皇室に残られた際の
皇族以外の配偶者と子の身分に関する自由討議
でした。

 夫や子が皇族という身分を認められなくても
憲法24条などの整合性に問題は無いという
内閣法制局の見解が示されたとか、
「準皇族」という身分は憲法上問題とかの
やり取りがあったようです。

 静謐な環境で学びを深めたい。
  

Posted by 國場幸之助 at 17:35Comments(0)

2025年02月17日

予算委員会差し替え

 今日は予算委員会の差し替えで、
石破総理の答弁を間近で拝見して
いましたが、時折原稿には目を通す
ものの、ほとんど自らの言葉で
答弁する姿勢と力量には改めて
感銘を受けました。

 「経済政策の失敗は内閣が倒れるが、
外交の失敗は国が亡ぶ」という有名な
言葉があります。

 本日の予算委員会の集中審議の
テーマが外交安保でしたので、改めて
この言葉が浮かんでいました。

 先週の中谷防衛大臣の会見で、
2024年の中国艦艇が南西諸島海域を
航行した件数が68件、2021年が21件
でしたので、急激に増加してますし、
昨年末には、ロシアの潜水艦と救難曳船が、
与那国と西表間の接続水域を航行している
のが、初めて確認されました。

 実に由々しき兆しです。

 ロシアウクライナ戦争に、北朝鮮の兵士が
ロシア軍として参戦しているという動向もあり、
ヨーロッパとアジアの不安定要因が混在して
います。

 認知戦の領域でも、中国のアカデミズムが、
サンフランシスコ講和に異議を唱える主張が
活発になってきたり、明治12年の沖縄併合の
際、グラント米大統領の仲介で、沖縄本島は
日本、石垣宮古は清に分割することを、
いったん合意した歴史的事実に対する論文の
発表が増えてきているようです。

 能動的サイバーの領域に関する法案も
今国会最大の目玉です。

 あらゆる知恵を絞り、日本の平和と主権を
守り抜くため、取り組んでいきます。
  

Posted by 國場幸之助 at 21:30Comments(0)

2025年02月15日

徒然なるままに

 29年ぶりの当初予算修正への動きや
少数与党として緊迫した国会運営が続いて
います。

 担当する内閣委員会や内閣第一部会でも、
大臣所信質疑をほぼ終え、党内手続きを
進める作業をしています。

 今週はAI法案の条文審査もありましたが、
人類史のレベルで大きな地殻変動が起きて
いることを感じます。

 AI法案では、国際指針に則り、イノベーション
の促進とリスク対応を両立させ、最もAIを開発・
活用しやすい国を目指していますが、
我が国はAIの開発活用が非常に遅れており、
多くの国民がAIに対して大きな不安を抱いて
いることが様々な調査で明らかになっています。

 もとより私も、AIは門外ですが、あらゆる領域に
関り、国力の根幹に直結する分野であるため、
アンテナを張っている最中です。

 これから会合に向かいますが、今朝は、
地元の桜まつり、告別式をまわり、若年妊産婦
支援のシンポジウム等をまわっています。

 運転免許所得こそ車社会の沖縄では、自立
支援で即効性があるという事で、私も党の
沖縄振興調査会等で主張したり取り組んで
いますが、もっと応援しないといけないと
改めて認識しました。

 沖縄県の子ども貧困対策予算は来年度21億円
を予定していますが、居場所や支援員も高い
使命感を持った方々が取り組んでいますが、
もっと初期の段階で自立支援に資す対策は
何なのかという問題意識を強く持ち、取り組んで
いきたい。

 徒然なるままの文章ですが、「何で最近、
ブログを書いてないのか」というお叱りの声も
ありましたので、合間を見て綴っています。
  

Posted by 國場幸之助 at 18:04Comments(0)

2025年02月14日

技能国際五輪日本開催

 2028年11月に、技能五輪国際大会が
愛知県で開催されます。

 過去、日本では、三回開催されていますが、
21年ぶりの我が国開催で、原則22歳以下の
89ヶ国・地域の青年技能者が、職業訓練の
振興と技術水準の向上を図り、国際交流にも
資する貴重な機会です。

 昨年のリヨンでの第47回国際大会では、
59職種のうち、日本が金メダルを獲得した
分野は、自動板金、車体塗装、美容理容、
再生可能エネルギー、産業機械、
銀メダルは、造園、ITネットワークシステム管理、
製造チームチャレンジ、CNC旋盤、メカトロニクス、
等となっていました。

 OECD諸国の国際比較では、日本は、
ポーランドに次ぐ29位であり、特にGDPの
7割を占める第3次産業では、日本の生産性は、
米国の半分にも満たない。

 しかし、技能五輪の実績で示されているように、
日本の強み、優位性を、産業戦略、企業戦略で
うまく活用できる仕組みづくり、リスキリングも
含めた実践が、極めて重要であると今朝の部会
で感じました。  

Posted by 國場幸之助 at 09:56Comments(0)

2025年01月15日

海上保安大学校視察

海上保安庁を応援する自民党国会議員連盟の
同志で、海上保安大学校を訪問しました。

1月14日は尖閣の日でした。

沖縄奄美を管轄する我が国最大の管区、
第11管区の最大のミッションが沖縄県石垣市
登野城尖閣の尖閣諸島の警備であり、
日々懸命に我が国の主権と秩序を、武力や
威圧でなく法執行によって守り抜いています。

 海上保安大学校では、国旗掲揚、端艇と
応援団、課業整列、行進、レンガホール、授業、
資料館、機関シュミレーター、機関機動訓練、
学生寮、航海シミュレーションセンター、そして、
練習船いつくしま船内視察、令和6年度遠洋
航海概要説明、そして非常に印象に残った
第6管区潜水士による展示訓練、船内での
学生とカレーライスを食べながらの意見交換と、
実に濃厚で益々、海保を応援しないといけないと
参加議員団のテンションの上がる時間でした。

 令和6年度補正は912億、令和7年度案は
2791億円。

 大規模災害や国民保護も見据えた多目的
巡視船の建造、無操縦者航空機、新技術や
業務基盤の強化と間違いなく強化は進んで
いますが、究極的には人材です。

 視察全体を通して感じた事は、大学校の
教育方針である、人格の陶冶とリーダーシップの
涵養、高い教養と見識の習得、強靭な
気力・体力の育成が、様々な訓練メニューの
反復と演練を通し、筒井大学校長、
福本副校長ら教官人の本気度が大学校全体に
浸透している事、そして、学生の素直さと
逞しさです。

 議連の一員として、海保の活躍活動を
もっと多くの日本国民に知ってもらうこと、
そして、海保職員がもっと誇りを持って
海の安全を担っていける機運を盛り上げる
取り組みへの決意も新たにしました。

 意見交換の中で、昨年のアジア安全保障
会議(シャングリラ・ダイアローグ)で、
「海上法執行と信頼醸成」が特別に企画され、
我が国の海上保安庁も初めて参加したと、
瀬口長官からの報告もありました。

 初めての日米比長官級会談、アメリカ、
フィリピン、インドネシア、ベトナムの
海上保安機関長官とのバイ会談が
開催されましたが、これは、軍事でなく、
法執行により、海洋秩序を守るという
世界基準を普遍化する試みであり、
その際に、戦後の機雷撤去と朝鮮半島の
感染症対応を契機に誕生し、
77年の実績を重ねてきた日本の海上保安庁と、
235年の歴史を持つ米国のコーストガードの
役割は非常に大きい。

 私も海保を担当する副大臣として、
世界海上保安庁級会議に参加し、多くの
国々の長官から日本の海保に対する
期待と評価が非常に高いことに
誇りを感じました。

 引き続き支援を強化したい。
  

Posted by 國場幸之助 at 21:11Comments(0)

2025年01月14日

沖縄市長選挙

 桑江市長の志と無念、その目指していた
沖縄市のビジョンを継承し、発展させる候補者
は誰か。

 これこそ唯一の争点です。

 衆議院沖縄一区議員団、後援会有志で、
必勝を誓い合いました。

   

Posted by 國場幸之助 at 09:35Comments(0)

2025年01月14日

新成人の皆様、誠におめでとうございます!

 成人の日は、母校の上山中学校を
訪問しましたが、新成人が令和4年の
民法改正で18歳となっているためなのか、
「はたちの記念式典」となっていました。

 私が中学の時代は、10クラス420人から
430人位の同学年生徒数でしたが、
今は、3クラス100人位の生徒数の様で、
少子化の激減ぶりを毎回、再認識し、
衝撃を受けています。

 あと、ご招待のあった城北中校区成人式に
も顔を出させて頂きました。

 それぞれ、実行委員や関係者、おやじの会
や地域の皆様に丁寧に対応して頂き、
本当に有難うございます。

 新成人の皆様のご活躍を心から期待し、
激励したく思います。

 昭和48年生まれの私の同世代は、
209万人ですが、今年巳年の新成人は、
109万人と推計されています。

 昨年の新成人は過去最少の106万人でした。

 成人式関係の挨拶まわりや発言を求められた際、
私が良く話すのはこの3点です。

 まず、両親とご先祖様に言動で感謝を表す。

 次に、やりたいことが見つからないと話すのでなく、
その人にしかできない事、やるべきことは必ず
あるので、やりたいことよりやるべきことを探す。
一人ひとりの人間の存在は極めて尊く、
この時代に日本国民沖縄県民として生を受け成人
まで成長をした奇跡的なご縁に感謝すべき。

 そして、変化の時代に対応することは大切だが、
同時に、先行きが見えない時代だからこそ、
変わらない不変の理念(人間観、人生観、社会観等)、
普遍の哲学、不動の信念を練り上げるべき。

 です。
  

Posted by 國場幸之助 at 08:52Comments(0)

2025年01月10日

本日誕生日を迎えました

 いつも誠に有難うございます。

 本日誕生日を迎えました。

 心身霊共に、頑強に生み育てて頂いた
両親とご先祖様と支えて頂いている
全ての御縁、皆様に、感謝、感謝、感謝に
尽きます。

 本当にありがとうございます。

 今年の十干は乙。十二支は巳です。

 この60年に1回の、乙巳(いっし/きのとみ)の
年は、積極果敢に邁進し、既存の概念に
とらわれず、自己変革や新たな秩序を構築する
のに相応しいとされているようです。

 古くは大化の改新も、乙巳の年で、
「乙巳の変」と呼ばれ、
最初の元号が「大化」、国号が「日本」と
定着したといわれます。

 治安、防災、抑止力対処力を高め、
所得の向上、強い経済を作り、
沖縄に、日本に生まれてよかったと実感できる
社会を作り、次の世代につないでいく政治活動に、
初心にかえり、一期一会の精神、熱誠政治の
姿勢で精進していきます。 

 ありがとうございます。  

Posted by 國場幸之助 at 14:35Comments(0)

2024年12月31日

父の一周忌

 今日は父の一周忌でした。

 能登の地震や翌日の羽田の事故対応の
最中、葬儀の準備や地元との往復で本当に
慌ただしく、告別式を済ませるとタンザニア、
ケニアの出張があり、怒涛の新年の幕開け
でありました。

 毎年元旦には、一区支部の議員団と遊説を
行っており、もう20年近く継続していますが、
今年は父が亡くなった翌日でもあり、元旦遊説
を控えるべきかと思慮しましたが、「仕事する
人が好きだったから当然やるべきだ」と姉と母
に背中を押される形で例年通り挙行しました。

 今日は家族や親戚で、いろんな思い出話を
しましたが、「有難うが口癖だったね」と母が
語っていましたが、感謝を貫く人生であったと、
改めて敬服します。

 幸之助と命名して頂いたことにも深謝です。

 父同様、自ずと、松下幸之助を尊敬するわけ
ですが、「指導者は熱意だけは誰にも負けては
ならない」という松下幸之助翁の言葉の実践は
いかほどのものであったかと己を顧みています。

 ドラッガーは、「真摯さこそ経営者の条件である」
という言葉を残していますし、マックス・ウェーバー
は、政治家の条件として、
「情熱と判断力と責任感」を
「職業としての政治」に記しています。

 今年は総選挙で5期目の議席を頂いた
節目の年でした。

 私は選挙は、存在論(候補者の熱量と魅力)
>関係論(どれだけ支援者と深い絆を築けて
いるのか)>運動論(どれだけ幅広く声掛け
依頼できているのか)と考えています。

 つまり、候補者の熱量こそ熱伝導を起こし、
支援者を分身と化し、運動の輪が広がるわけ
で、全ては候補者本人からしか始まらないと
いう事です。

 松下翁は、経営者が、社員や傍から見て、
「うちの大将は一生懸命に頑張っていて
可哀そうだ」と同情されるくらいでないと会社
全体が頑張るはずはないともいっています。

 選挙も、「情」ですが、情は情でも、
友情<苦情<愛情<同情の順で、支援の輪は
太く強くなると思います。

 父が痛み止めをし、寝ている時間が多くなって
いたころ、心理学を専攻する娘が、宮沢賢治の
「銀河鉄道の夜」の読み聞かせをしていました。

 「北島三郎の曲ばかり聞かせても飽きるでしょ」
と話していました。

 なぜ「銀河鉄道の夜」を読み聞かせしたのか
聞いたら、「宮沢賢治の日本語は綺麗だから」と
話していました。

 生前最後に聞いた物語が「銀河鉄道の夜」で
あったので、先日改めて読んでみたら、
カンパネルラが意地悪な友人のザネルを助けて
亡くなり、主人公ジュパンニの、黄泉の国へ行く
鉄道の中での物語ですが、人の為に生きること
の尊さを追求した名作だと改めて認識したのも
非常に貴重な発見でした。

 本年も感謝感謝感謝に満ちた一年でした。

 乙巳の年に相応しく、熱意と真摯さと情熱を持ち、
積極果敢に猛獣の如く邁進する令和7年にします。


   

Posted by 國場幸之助 at 22:48Comments(0)

2024年12月29日

積極果敢に攻める年を迎えます、誠に有難うございます

令和7年の十干十二支は、乙巳(いっし/きのとみ)です。

私は毎年、年末年始に安岡正篤先生の「干支の活学」を
拝読しながら、どんな年になるのかを観て指針を練り上げ
ますが、安岡先生によると、60年に一度の乙巳の年は、
「因循姑息にケリをつけて勇敢に進む年」であるそうです。

まず、「乙」の意味は、令和6年の甲辰で出た芽がまだ
外界の抵抗が強いため草木が曲がりくねっているという
象形文字だそうです。

そして、「巳」の象形文字は、冬眠を終えて地表に
蛇が這いだす形を意味している。そこから、乙巳という年は、
如何に外界の抵抗が強くても、それに屈せず、弾力的に、
とにかく在来の因習的生活にケリをつけて雄雄しく
やっていくのだという意味であると、安岡先生は
解説しています。

未来を読むには過去を顧みることに尽きます。

前回の乙巳である1965年は、人類初の宇宙遊泳や
日韓基本条約調印などがありますが、私の印象に
残るのは、佐藤栄作総理が先の大戦後初の沖縄訪問
した首相でしたし、「沖縄の祖国復帰無くして
日本の戦後は終わらない」という歴史的な演説が行われ、
また、敬愛するチャーチルが他界した年でした。

その前の1905年は、日露講和条約、アインシュタインの
奇跡の年、日英同盟の改訂調印、そして、徳川幕府が
新しい体制を進めたのも、源頼朝が壇ノ浦で平家を滅ぼし
鎌倉幕府を確立した年も、大化の改新も全て乙巳であり、
それぞれの時代で、「断じて行えば鬼神も之を避く」が
実践されてきたことが浮かびます。これらの氣概と
構想力を持ち、令和7年を邁進したい。  

Posted by 國場幸之助 at 21:38Comments(0)

2024年11月18日

国土交通副大臣離任式

 14ヶ月の国土交通副大臣としての
任務を無事に終え、次期副大臣に
引き継ぐ事が出来ました。

 本省はもとより、全国の地方整備局・
地方運輸局・海上保安庁・気象庁を
はじめを様々な現場で懸命に使命を
果たす志の高い職員と共に仕事を
できたことを心から誇りに思いますし、
感謝します。

 国際関係も多く担当しましたので、各国の
要人対応や、ロンドン、ケニア、タンザニア、
ラオス、デトロイト、ギリシャ、ニューデリー等を
訪問し、国際交渉や国際会議に参加し、発言
する中で、我が国の国土交通行政が高く評価
され、期待され、深く信頼されていることを
認識する機会が多々あったことも掛け替えの
ない経験でした。

 また、全国からの多くの首長や団体からの
要請、陳情も受けました。真剣な眼差しと、
国交省に対する熱い期待に身の引き締まる
瞬間でもありました。

 自然災害の多い我が国であり、南海トラフや
首都直下、日本海溝、琉球海溝と、大災害は
いつの日か来ます。

 予防防災の視点を大切にし、ハード、ソフト
両面から備えをし、二地域居住政策も推進し、
海上保安庁の機能強化や国民保護の視座、
そして、特定利用空港・港湾も整え、
いかなる事態でも国民の命を守る体制構築は
更に力を入れます。

 物流の2024年問題は、今年の課題ではなく、
今年から始まる物流経済の転換点となります。

 交通空白解消も含め、国土交通省が関わる
国民経済に係る基礎部分はこれからも深い関心
と対応に努めます。

 離島・半島・過疎地・そして奄美・小笠原等も含め
た地域の多極多彩な国土づくりと、東京一極集中から
の脱却を確実に前進させる国土政策にも
取り組みます。

 首里城の再建や観光庁、離島振興や海上保安庁と
いった沖縄と御縁のある政策分野に携われたことも
有難い経験です。

 そして、1月2日の羽田空港での民間機海保機の
衝突事故や、先の大戦時の船員戦没者慰霊や
北海道の遊覧船慰霊祭や、大規模公共交通事故の
慰霊と鎮魂と通し、終わりなき安全性への追求と
責任の重さも痛感しました。

 これからも引き続き、国土交通省の応援団として、
そして、政策課題を引き続き取り組む新たなる決意も
表明し、ご支援頂いた、そして、関りの在った全ての
関係者に心からの感謝を込めた退任挨拶とさせて
いただきます。  

Posted by 國場幸之助 at 12:51Comments(0)

2024年11月13日

災害救助法が適用されないのは県の大失態

沖縄県の対応の遅れで、災害救助法が
適用されないのは、大変な失態です。

内閣府の防災担当は、8日の26時台から
役所で対応に臨み、鹿児島県とは27時台から
災害救助法の検討についてやり取りが始まり、
9日6時14分には鹿児島県知事の了解を得て、
与論町に適用されました。

一方沖縄県は、28時台に、生活安全安心課と
沖縄県庁代表番号に内閣府から電話をかけても
つながらず、9日午前8時半過ぎにも担当課、
県庁代表番号にかけても誰も電話を取らず、
結局、沖縄県で災害対策本部が立ち上がり、
対策本部会議が開催されたのは週明け
月曜日の11日の夕方であったと。

 すでに沖縄総合事務局は10日の午前中に
非常体制、警戒体制と移行した後でも
ありました。

災害救助法の適用の判断は、内閣府
防災からも法適用の助言等を頻繁に行い、
「被災者の保護」と「社会の秩序の保全」という
法目的を踏まえ、災害時に迅速な法適用判断が
可能な4号基準による適用を積極的に進める
取り組みに努めています。

しかし、大宜味村に緊急安全確保が
8日26時に発令されているにもかかわらず、
県庁の対応担当者不在、かつ、災害対策本部を
設置していないという対応の遅れで、4条基準
適用のタイミングを逸しました。

いずれにせよ、国頭村長や大宜味村長の声等を
把握しながら、被災地の対応に努めます。  

Posted by 國場幸之助 at 12:30Comments(0)

2024年11月09日

今日は在京当番です

 今日は在京当番ですので、議員会館で
過ごしています。

 与論町をはじめとした鹿児島県の大雨特別警報、
沖縄県も国頭村や大宜味村の停電や浸水被害等
が発生し、昨晩から注視しています。
国交省の参集は現時点でありませんが、
危機対応に備えています。

 米国大統領選挙は米国史上、再選に
一度敗れて再び勝利した二人目の大統領の誕生と
なりました。

 トランプ大統領を支持した米国民の多くは、
現状への不満と怒りであったと指摘する見解が
あります。

 投票行動においては、怒りにせよ歓喜にせよ、
熱狂が大きな効果を持つ場合が多いですが、
結果責任が求められる為政者は、熱狂より葛藤で
国家運営を臨むのがあるべき姿であると考えます。

 選挙においては熱狂、政治においては葛藤という
相対立する立場を、大局的にやりくりするのが
政治家の手腕。

 権謀術数を駆使しなければ権力闘争には
勝てないが筋を通さなければ仲間が離反すると
表現する言葉もありますが、
相矛盾する複雑怪奇さを、絶えず包含し、子揚し、
大局本質未来の観点から政策の優先順位と
推進する人材・体制構築、そして、説明責任と
結果責任を果たしていかなくてはならない。

 ウクライナの国土は約2割、ロシアに占拠されて
いますが、その現状を是認した停戦協議は
ウクライナも到底受け入れないでしょうし、
ヒトラーとネビルチェンバレンの宥和外交の教訓
からしても、許されないことであると考えます。

 同時に、NATO諸国や同盟国に更なる防衛費等の
負担増を新政権は求めてくるでしょうし、不確実性への
対応も高まります。

 また、地元のお礼まわりや電話でも会話の中で、
「国民民主は103万の壁とかトリガー条項を主張して
いたが、自民党の経済政策の目玉は何だったん
ですか?」と正直唖然とする声も頂きました。

 岸田政権時代の所得向上やデフレ脱却を
目指した多くの経済政策の実績が、自民党としては、
まとまった経済政策の目玉として、
有権者に伝わっていなかった厳しい現実として
受け止めました。

 今回、沖縄県の自民党候補者は、メインの
公約としては一丸となって、それぞれが、
「物価高を上回る賃金上昇を必ず実現する」と
訴えてきたことはそれなりの効はあったと
結果を振り返ると感じます。
  

Posted by 國場幸之助 at 17:35Comments(0)

2024年11月07日

トランプ候補当選

 アメリカ大統領選挙は、トランプ候補が
当選となりました。

 米国民の厳粛な審判ですので、当然
その意向を尊重します。

 日米の関係強化と深化、そして、
人間の尊厳の尊重、法による世界秩序等、
自由で開かれた世界秩序の担い手として、
大黒柱の役割を果たすことを期待します。

 一方、関税引き上げを公約に掲げていたり、
ウクライナ、中東ガザ、北朝鮮、台湾海峡など
への対応や同盟国への更なる負担要求など、
対応に注視せざるを得ない緊迫度も増します。

 世界が混迷し不可視である以上、強固な日米
同盟という機軸を不動のものとし、対処に努めたい。

   

Posted by 國場幸之助 at 11:23Comments(0)

2024年11月06日

バス危機突破総決起大会

 本日はバス危機突破総決起大会があります。

 バスの歴史は我が国で121年。

 地域の足を支える最後の砦として、
その重要性は益々高まっています。

 新型コロナや燃料高騰により壊滅的な
打撃を受け、減便や路線廃止が全国で
出ています。

 まず喫緊の課題としては運転手不足の解消。

 自動運転の本格運行に向けた支援大幅強化、
EVバスの普及、完全キャッシュレス化の実現、
総括原価方式に基づいた運賃改定の更なる
柔軟化、N3の日本語能力が求められますが、
試験機会の増等改善も必要な外国人材の活用、
GX、DXなど、課題は山積しています。

 人口減少に伴う空通空白が全国で拡大しつつ
ある中、歩いて過ごせる街、公共交通の活用と
コンパクトシティーの実現も急務であり、バスを
含めたまちづくりと絡めた未来図を模索したい。  

Posted by 國場幸之助 at 12:41Comments(0)

2024年11月06日

物流標準化は物流効率化の大前提

 いわゆる物流の2024年問題は、
今年だけの問題でなく、時間外労働の
上限規制が始まる今年から始まった
深刻な問題であり、その対策は我が国の
経済の命運を左右します。

 第4回官民物流標準化懇談会がありました。

 改正物流法は本年4月26日に可決成立し、
5月15日に公布されましたが、より実効性ある
ものとして機能させるべく、物流革新元年として、
取り組んでいます。

 懇談会ではパレットの標準化をはじめ、
モーダルシフトに関する諸課題を専門家の見地
を生かし、検討を深めました。

 物流標準化は物流効率化の大前提です。

 初荷主、着荷主、そして、トラック、鉄道、港湾運送、
航空運送、倉庫などの物流事業者、国民の意識変容
と、全体最適を追求しなければ物流改革は前進できま
せんが、引き続き取り組みを強化します。  

Posted by 國場幸之助 at 11:11Comments(0)

2024年11月05日

シーレーンの重要性

 衆議院選挙期間中に産業まつりに
訪問した際に、「今までは、ウラジオストク
から石炭を買っていたが、オーストラリア
に切り替えて2倍近くコストがかかっている」
という声を聴きました。

 ロシアのウクライナ侵攻による影響の
一端です。

 また我が国は原油の輸入先が、
サウジアラビアから約4割、アラブ首長国連邦
から約3割、クウェート、カタールからそれぞれ、
約9%、約8%と約9割を中東地域に依存して
います。

 主要航路として、バブ・エル・マンデブ海峡、
ホルムズ海峡、マラッカ海峡、バシー海峡と
チョークポイントが存在しますが、我が国の
海上保安庁はソマリア沖アデン湾で、
派遣捜査隊の海賊対処活動、また、自衛隊も
我が国関係船舶の航行安全対策、情報収集
活動を担っています。

 最近はイエメンの親イラン派のホーシー派が、
海賊行為を働くようになり、南アフリカの喜望峰
ルートが急増し、それだけ輸送コストが増して
います。

 エネルギー、食料の自給率が乏しい我が国に
とり、シーレーンの重要性が極めて高いという
宿命、与件は忘れてはならない事実であり、
常に丁寧に実態を説明しなくてはならない。

 
  

Posted by 國場幸之助 at 09:04Comments(0)

2024年11月03日

世界も激しくウゴイテいる

 アメリカ大統領はアメリカ国民の
審判ですが、大統領がどなたであれ、
日本の首相は米国大統領と深い信頼
関係を構築しないとならない。

 ロシアと北朝鮮の深刻な連携等、
12日間の総選挙の間に、世界が厳しい、
かつ重要な局面であることを今更ながら
現実を突き付けられます。

 常に、大局、政局、選挙区、です。  

Posted by 國場幸之助 at 19:09Comments(0)

2024年11月03日

議員会館にいますが

 在京当番でこの時間も会館にいますが、
エレベーターやフロアごとの居室案内板や、
それぞれの居室の議員名が無念の結果の
為、消されていることに、複雑な思いが
募ります。

 今まで以上に踏ん張らんといけない
5期目であることを改めて肝に銘じ、
精進します。  

Posted by 國場幸之助 at 19:00Comments(0)

2024年11月03日

本日は明治節です

 中城御殿起工式に、国土交通省を
代表し、祝辞を述べる機会があったのは
感慨深いことです。

 本日は文化の日ですが、戦前は、明治節。
今月23日の勤労感謝の日も本来は、
新嘗祭といって非常に重要な宮中行事の日
です。

 戦前と戦後の連続性をつなぐ意味が祝日
には凝縮されていますので、絶えず確認する
姿勢は大切にしたい。

 明治天皇は五箇条の御誓文や教育勅語で
有名ですが、名護親方の六諭衍義が島津藩
経由で8代将軍吉宗に献上され、そこから
全国の寺小屋に広まり、ひいては教育勅語にも
影響は与えたという視点は、まさに沖縄こそ、
我が国の心のふるさと、日本人間学の源流と
いう側面を示しています。

 沖縄にこだわり沖縄から日本を変える信念を
貫きます。  

Posted by 國場幸之助 at 18:49Comments(0)